転職準備

転職の価値観マップを作ろう!

転職の価値観マップとは?

転職の価値観マップとは、自分がこれまでどんな道を歩んできたのか、どうなりたいから辞めようと思っているのか、転職に何を求めているのか、を整理するためのマップです。

転職活動をするにあたって、まず認識しておきたい事としては、「転職することそのものは、目的ではなく手段の一つ」と言う事です。

自分が、【何か】を変えたいから転職をしたいと思っている訳で、その【何か】をまずは洗い出すことを行いましょう。

今後やりたいことを自分にも説明できないまま、自分の実力を客観視できないまま、転職活動をしてしまうと、自分の市場価値も把握できず、なんとなくの求人サイトの情報に流され、転職活動に連戦連敗するか、転職しても後悔することになるかもしれません。

実際に、私の会社で転職失敗による出戻りが二人います。二人とも給料が安くて中々上がらない事に不満を持って辞めました。転職で年収は上がったようですが、思った以上に仕事がキツい、上司が嫌な人だった、などの理由で辞めて、1年以内に戻って来ました。。

転職の価値観マップを作ることは、時間はかかりますが、転職活動で迷わないため、履歴書や職務経歴書を書く材料として、とても大きな財産となるはずです。

一度転職する気持ちが強くなってきたら、転職を成功させるために転職の価値観マップを作りましょう!

2年以上転職活動を行った私が、転職に悩んでいる人に一つだけアドバイスするとすれば、「転職の価値観マップを作りましょう」と、断言します。それぐらい、転職において重要な作業です。

転職の価値観マップを作るメリットは以下です。

自分がなぜ今の会社をやめたいのか、気持ちが整理できる

今の会社の良いところ、悪いところが見えてくる

自分の強みと弱みが見えてくる

自分が転職して今後どうなりたいのか、将来像が見えてくる

作ったものをそのまま履歴書や職務経歴書に使える

そもそも価値観マップとは?

私が敬愛する、リベラルアーツ大学の両さんが提唱する、人生の羅針盤(価値観マップ)のことで、詳しくは以下の動画をご参考ください!

人生の価値観マップを作ると、

芯の通った人になれる!

幸せを感じやすくなる!

後悔をしなくなる!

不安をなくせる!

自分を信じれる!

などなど、数々のメリットがあります。

時間はかかりますが、ぜひ皆さんも作ることをおすすめします。(もちろん私も作りました)

特に、これから就職活動をする学生さん達は、現時点の自分の価値観を整理しておくことは、これからの長い人生で大きな財産になると思います。自分が学生の時に、この価値観マップを作っていたら、どんな人生になっていただろうか、と思います。

転職の価値観マップの作り方

私はマインドマイスターというツールを使って、以下のように作っています。

ただ、特にツールを使わなければならないということもなく、ノートに手書きでも十分です。

まず、大題が6つあり、それぞれの題目に沿って箇条書きにしていきます。箇条書きにしたものを、それはなぜか、どうやったのかなど、深堀りするエピソードや理由を肉付けしていきます。深堀りは3回以上すると内容の深みが増していくのでおすすめです。

転職の価値観マップで書くこと

転職の価値観マップで書いておきたいことは以下です。

1.今の会社を辞めたい理由(離職理由の整理)

2.今の会社の良い所(現状と感情の整理)

3.これまで磨けたスキル(自分の強み)

4.成長体験談(具体的なエピソード)

5.自分の弱み(今後の強化ポイント)

6.転職で実現したいこと(将来の目標、志望動機)

それぞれについて解説していきます。

1.今の会社を辞めたい理由(離職理由の整理)

会社を辞めたいと思っている段階では、おそらく理由は一つや2つではないはずです。それに、強い離職衝動に駆られるときもあると思います。

勢いで「今すぐ辞めてやる!」と転職活動をしていて、面接で離職理由を聞かれたとき、深く突っ込まれてあやふやな回答をしてしまった、という人も多いのではないでしょうか?

私も、転職活動をしていて、一番自分の気持ちを上手く伝えられなかったところが、離職理由です。状況や感情によって大きく左右されるので、深堀りしながら書き出して整理することをおすすめします。

履歴書や職務経歴書に離職理由を記載するときや、面接の受け答えをするときに、芯の通った内容になるのでおすすめです!

2.今の会社の良い所(現状と感情の整理)

離職理由をまとめていると、どうしても今の会社の嫌なところに目が行きがちです。特に、辞めたいオーラが全開のときには、今の会社で恵まれているところに意識がいかなくなると思います。

実際に、会社を辞めて出戻りした人に話を聞くと、「今の会社は残業があまりないから前の会社よりいい」とか、「給料は安いけど休みが多いのがいい」という話も聞きました。

感情的になってしまう気持ちを落ち着かせるため、転職に失敗しないためにも、今の会社の良いところは一度まとめておきましょう。

3.これまで磨けたスキル(自分の強み)

自分の市場価値を冷静に見極めるために、自分が仕事を通して身に付けたスキルや強みをまとめましょう。

転職活動をしていて、書類審査で落ちた、面接で落ちた、などいろいろな挫折を経験するかもしれませんが、うまく行かない原因は自分の市場価値を見誤っていることが要因の一つかもしれません。

そもそも、現時点の自分の実力はどの程度なのか、転職先でそのスキルはどの程度通用するのか、距離感を測れてもいないのにうまくいくことはあまりないでしょう。

例えば、営業職であれば顧客提案スキルや折衝能力、経理や事務であれば取得している資格やそれによってどの程度のレベル感の実務がこなせたかなどを記載すると良いと思います。

一度自分の実力をよく振り返ってみると、意外な自分の魅力に気付けるかもしれません。

4.成長体験談(具体的なエピソード)

前述の3と少し重複しますが、具体的なエピソードに落とし込んでまとめるのが、この「成長体験談」です。真剣に仕事に取り組んでいる人であれば、仕事を通して成長を実感できたエピソードが必ずあるはずです。

売上目標を大幅に達成できた、大口顧客をゲットした、業務効率の改善ができた、お客様から褒められた

などなど、大きなエピソードはなくとも、小さな成功体験は誰しもあるはずです。その中から選りすぐって、自分はどんな工夫をしたのか、何故それができたのか、それをした結果どんな成果が得られたのか、など肉付けをしていくと、最初は小さな芽だったものが、意外と大きな木に育っているかもしれません。

私も、苦労して売上目標を達成できたエピソードを、業務改善や工夫したところを具体的にまとめて肉付け&若干の脚色をした結果、自分ではあまり大したことはしていないと思っていましたが、振り返ってそのエピソードを読んでみると、かなり仕事ができそうな営業マネージャー、みたいな感じに仕上がりました(笑)

それを元にして転職活動を再開してからは、書類審査の通過率や面接時の相手の反応も変わったと感じます。

成長エピソードに関しては、面接時に聞かれることも多いので、自分の魅力が相手にわかりやすく伝えられるよう、何パターンか用意しておきましょう!

5.自分の弱み(今後の強化ポイント)

転職を自己成長の糧にするため、自分の弱点もまとめておきましょう。

今自分に足りないものは何か、それは本当に補うべきものなのか、補うのであればどうするか、一度整理して考えてみましょう。それが転職で補えるのであれば理想ですが、他の手段もあるはずです。

また、転職の面接の際にも、よく聞かれることの一つなので押さえておきましょう。

6.転職で実現したいこと(将来の目標、志望動機)

ここが転職の出口戦略で一番必要な部分だと思います。

自分が転職で年収を上げたいのか、休みや時間が欲しいのか、特別なスキルを身に付けたいのか、あるいはその全てなのかで取るべき戦略も変わってきます。

例えば、今の自分の年収が400万円で、転職して500万円に上がったとします。しかし、残業による拘束時間も増え、有給消化も出来ない会社だったら、それは成功と言えるのでしょうか?

答えは【人による】だと思います。年収アップが目的であれば成功と言えるし、時間が欲しいのであれば失敗になると思います。価値観は人それぞれですが、自分が大事にしていて、今後何を実現したいのか、転職に失敗しないためにも将来の目標をまとめておきましょう!

また、それと合わせて、自分が応募したい求人に対しての志望動機もまとめていきましょう。目先の好条件だけに囚われてしまい、自分が何をしたいのかを見失うこともあると思います。将来の目標と志望動機をまとめていると、自分の考えがまとまって、芯が通った志望動機を書くことが出来ますし、そこで違和感を覚えることがあれば、それは自分がやりたいこととは違うということに気付けると思います。

私もこれをまとめることで、実際の面接の場で芯が通った志望動機が言えることができ、相手の納得感を肌で感じることができました。

まとめ

ここで述べさせていただいたことは、私が2年以上行った転職活動の中でも、一番大切な部分だと断言します。

転職の価値観マップを作ることは、自分らしい人生を歩むための羅針盤になるはずです。

転職の価値観マップのメリット

  • 何故会社を辞めたいのか整理できる
  • 自分の強みと弱みがわかる
  • 職務経歴書や履歴書に流用できる
  • 軸がしっかりした転職ができる