はじめに
転職活動をしていると、面接の際の身だしなみには気を遣いますよね。
スーツ、シャツ、ネクタイ、革靴、どの組み合わせが良いのか、この格好は面接官に対して失礼ではないのか・・・などなど、私も色々と悩みました。
どんな格好をすると面接官の心象を良くするのかについても、私も色々調べて勉強をしました。
今回は、科学的に転職に有利な「ネクタイの色」に焦点を当ててお話いたします。
結論⇒ネクタイは赤一択
さっそく結論から言いますが、面接時に着用するネクタイの色は「赤」一択です。
「えっ?面接で赤はちょっと派手すぎやしない?」
と思われる方もいるかも知れませんが、赤が面接で有利な理由について解説していきます。
赤が持つ6つの心理的効果
赤色が人に与える心理的効果は以下のようなものが挙げられます。
- アドレナリンを分泌して興奮を促す
- ポジティブな気持ちにさせる
- 食欲を刺激する
- 目を引く
- 温かさを感じる
- 時間経過を早く感じさせる
※一般社団法人日本産業カウンセラー協会HP「赤色が持つ6つの効果とは」より引用
特に転職の面接時においては、4「目を引く」の効果が有利で、面接官の印象に残りやすくなります。
赤のネクタイがどのぐらい印象に残りやすいか、アメリカの歴代大統領を例にとって説明しましょう。
アメリカの歴代大統領のネクタイの色は?
まず、第45代アメリカ合衆国大統領のトランプ氏です。
皆さん、トランプ氏の顔を思い浮かべて見ると、何色のネクタイをしているでしょうか?
すでに言ってしまっていますが、赤色のネクタイのイメージが強いのではないでしょうか。
↓こんな感じ
トランプ大統領は好んで赤を着用していることもあり、赤色のネクタイの印象が強く残ります。
また、第44代大統領のオバマ氏も、ここぞという場面で赤ネクタイを着用していたそうです。
さらに時をさかのぼり、1960年代のジョン・F・ケネディ氏とニクソン氏の大統領選のテレビ討論会の写真を見ると差が分かります。
テレビ討論会前はニクソン氏が優勢だったものの、テレビの影響でケネディ氏の支持が増えたそうです。
そのまま支持票を伸ばし、ケネディ氏は大統領に就任しました。
当時は白黒放送でしたが、ニクソン氏が茶色のスーツに薄いネクタイだったのに対し、ケネディ氏はネイビーのスーツに赤ネクタイで印象づけました。
そのテレビ討論会の写真がこちらです。
※写真左:ジョン・F・ケネディ氏、写真右:リチャード・ニクソン氏
白黒画像ですが、どちらが印象に残るか、明白ではないでしょうか。
自分がグループ面接の面接官だったとしたら、みなさんならどちらが印象に残りますか?
白黒でも、「赤」の印象の威力が分かったのではないでしょうか。
ネクタイの選び方
赤色が面接時に印象に残る事が分かったところで、面接時にオススメの赤いネクタイの選び方を紹介します。
ネクタイは価格帯も様々ですが、面接時に着用するので100均はNGです(笑)
ビジネスパーソンとして、相応しい価格帯のものを選びましょう。
高価なハイブランド品を買う必要はありませんが、安物を身につけるより、やや高いほうが自分の気持ちが引き締まるのでおすすめです。
価格としては4000円~が目安で、赤系でも地味すぎない色が良いでしょう。
ポリエステル素材は安っぽいので、素材は綿かシルクが良いです、
無地でも柄つきでもいいと思いますが、派手すぎる柄はやめておいたほうが無難です。
好きなファッションブランドがあれば自分の気持ちも乗るので、そちらを買うのがおすすめです。
いくつかオススメを紹介します。
まとめ
以上、面接で着用するネクタイは、「赤」が正解とお話させて頂きました。
よほど自分で強いこだわりがない限り、面接のネクタイは赤で良いでしょう。
注意としては、赤いネクタイをしたからと言って、面接に受かりやすくなる訳ではありません!
あくまでも「印象に残りやすい」、という効果なので、ポジティブな印象もネガティブな印象も残りやすくなります。
面接時の受け答えをしっかりと行う前提なので、そこを忘れずに準備して面接に備えましょう!