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適職選びの16問テスト
今回はベストセラー本「科学的な適職」で紹介された、「制御焦点(攻撃型/防御型)」が3分で実施できるテストを用意しました!
項目をクリックするだけで簡単に診断できるので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
はじめに
世の中にはたくさんの仕事、業種、職種があり、今している仕事が自分の性格や適性に合っているのか、違う職業の方が良いのか、気になるあの業界の仕事は自分に向いているのか・・・
などなど、仕事の悩みを持つ方も多いでしょう。
私もこれまで、インフラエンジニア→IT営業→Webマーケティングと職種を変えてきましたが、どんな仕事が自分に合っているのか、意識しないまま長年過ごしてしまいました。
こちらの著書「科学的な適職」では膨大な科学実験データを元にして、様々な性格テストで自分に合った適職とは何か、を論じています。
著書ではほとんどの性格テストは当てにならない、と断言している一方で、今回紹介する「制御焦点」という性格テストは20年を超える研究で裏付けされているそうです。
「攻撃型(攻めの職種)」と「防御型(守りの職種)」を区別することで、職場での個人の満足度や取り組み姿勢がある程度予測できると記載されています。
こちらのテストをやるメリットはこちらです。
- 自分がどんな職業に向いているのか分かる
- 今の仕事が自分に合っているのか分かる
- 転職の方向性が見えてくる
つまり、この制御焦点の16問テストをすることで、自分が攻撃型か防御型のどちらに属していて、自分がどんな仕事に向いているのか、を知ることが出来ます!
自分がどんな職業に適しているのかを知ることが出来れば、就職するにしても転職するにしても、大きなアドバンテージですよね!
このテストは著書の中で紹介されているのですが、特定の設問の点数を反転させたり合算するのが面倒だったため、簡単に診断できるシミュレーターを用意しました。
後半で攻撃型と防御型の特性について解説していきます。
それでは早速、診断テストをやってみましょう!
適職タイプ診断
質問に対して、回答をプルダウンメニューで選択してください。
- どうやったら自分の目標や希望が叶えられるか、よく想像することがある
- 私はたいてい、悪い出来事を避けることに意識を集中している
- 私はたいてい、将来自分が成し遂げたいことに集中している
- どうやったら失敗を防げるかについて、よく考える
- 私は、自分の理想を最優先し、自分の希望や願い・大志を叶えようと努力するタイプだと思う
- 自分の責任や役割を果たせないのではないかと、よく心配になる
- 恐れている悪い出来事が自分に降りかかってくる様子を、よく想像する
- 私はたいてい、人生においていい成果を上げることに意識を集中している
- 職場(学校)での私は、仕事(学業)で自分の理想を叶えることを目指している
- どうやったら良い成績がとれるかについて、よく考える
- 将来どんな人間になりたいかについて、よく考える
- 目標とする成績をとれないのではないかと、よく心配になる
- こうなったら良いなと願っていることが叶う様子を、よく想像する
- 職場(学校)での私は、仕事(学業)での失敗を避けることを目指している
- 自分が将来そうなってしまったら嫌だと思う自分像について、よく考えることがある
- 私にとっては、利益を得ることよりも、損失を避けることのほうが大事だ
あなたの結果です!
攻撃型/防御型について解説
テスト結果が出たと思いますので、モチベーションタイプ(攻撃型/防御型)の特性について解説していきます。
攻撃型
目標を達成して得られる「利益」に焦点を当てて働くタイプ。
競争に勝つのが好きで、金や名誉などの外的な報酬に強い影響を受ける。
つねに大きな夢を持っており、仕事を効率的に進める意思が強い。基本的にポジティブだが、その分だけ物事を突きつめて考えず、準備不足のまま事を進めようとするのが難点。
作業がうまくいかないと、すぐに気落ちする傾向もある。
攻撃型に適した職業例
コンサルタント
アーティスト
テクノロジー系
ソーシャルメディア系
コピーライター
要するに、クリエイティブで攻めの職種です。利益を生み出す仕事に興味があり、営業職や企画職などもこれに当たると思います。
詳しくはこちらにまとめてますので、上記を読んでもピンとこなかった攻撃型に属したあなたは、こちらも合わせて読んでみてください。
防御型
目標を「責任」の一種としてとらえ、競争に負けないために働くタイプ。
自分の義務を果たすのが最終的なゴールで、できるだけ安全な場所に身を置こうとする。
失敗を恐れる傾向が強いため、仕事ぶりは正確で注意深く、ゆっくりと着実にものごとを進めていく。
最悪の事態を想定して動く傾向が強く、時間の余裕がない状況ではストレスが激増する。分析や問題解決力が高い。
防御型に適した職業例
事務員
技術者
経理係
データアナリスト
弁護士
こちらは地道な作業を黙々とこなしたり、決められたルールの中で仕事をするのが得意です。創造的で利益を生み出す仕事より、保守的な仕事を好むかもしれません。
防御型のオススメ職業は以下にまとめていますので、防御型に属したあなたはこちらも合わせて読んでみてください。
まとめ
自分が攻撃型か防御型のどちらに属しているか、どんな職業が自分に合っているか、イメージできたでしょうか?
点数の高さやばらつきによって、どちらの色が濃いか人それぞれ結果が分かれたと思います。
まとめると、タイプごとの適職選びは以下の通りです。
◎攻撃型:進歩や成長を実感しやすい仕事を探す
◎防御型:安心感と安定感を実感しやすい仕事を探す
自分に合った仕事を探して、幸せな人生にしていきましょう!
・「科学的な適職」鈴木祐
・Heidi Grant Halvorson, E. Tory Higgins(2014)Focus: Use Different Ways of Seeing the World for Success and Influence
・尾崎由佳・唐沢かおり(2011)自己に対する評価と接近回避志向の関係系 ──制御焦点理論に基づく検討── 心理学研究,82(5),450-45