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はじめに
今回は、ベストセラー本「科学的な適職」の中で、適職を探すのに役立つ唯一の性格テストと紹介された「制御焦点テスト」で、攻撃型に属するオススメの職業をご紹介します。
まずはじめに、制御焦点テストに詳しくない方や、ご自分が攻撃型と防御型のどちらで、どのぐらいの点差があるか分からない方は、簡単に診断テストができるこちらの記事をご参考ください。
この記事を通して、攻撃型のあなたにぴったりの職業を見つけるヒントが見つかれば嬉しいです。
攻撃型について
まず、攻撃型がどんなタイプか記載します。
攻撃型
目標を達成して得られる「利益」に焦点を当てて働くタイプ。
競争に勝つのが好きで、金や名誉などの外的な報酬に強い影響を受ける。
つねに大きな夢を持っており、仕事を効率的に進める意思が強い。基本的にポジティブだが、その分だけ物事を突きつめて考えず、準備不足のまま事を進めようとするのが難点。
作業がうまくいかないと、すぐに気落ちする傾向もある。
著書で紹介された攻撃型に適した職業例
コンサルタント
アーティスト
テクノロジー系
ソーシャルメディア系
コピーライター
正直、上記を見ただけでは、
「アーティストって言われても、、センスないんだけど^^;」
「テクノロジー系とかソーシャルメディア系とか、ざっくりした情報だけ言われても・・・」
「コピーライターって、、ピンポイントすぎるやろっ!!」
と思った方もいると思います。
私がそうです笑
そこで、どんな職業が良いのか、具体例を交えつつ次から解説していきます。
攻撃型のおすすめ職業4選
まず結論から言うと、攻撃型におすすめの職業がこちらの4つです。
- 営業職
- 企画職
- マーケティング職
- コンサルタント
上記4つをオススメしたポイントは3つで、
- 求人数が多い
- 市場価値の高いスキルが身に付く
- 高い年収も狙える
からです。
それぞれについて解説していきます。
1.営業職について
営業職は男性に人気のある職種で、やる気があれば実績を積みやすく、給料も自身の頑張りに反映されやすいです。
成長も実感しやすいですし、お客様に感謝される仕事ができればやりがいもあるので、まさに攻撃型にピッタリの職業です。
営業職がどんなことをする職業かというと、「モノやサービスを売る」職業です。
例えば、医療機器だったり土地や建物、パソコンやマイクロソフト製品などのITサービス等、多岐に渡ります。
どんなモノ・サービスを売るのか、どんな業界の会社かによって給料形態も異なりますが、求人数はかなり多いため、高望みをしなければ未経験でも入社難易度は低めです。
特にオススメなのはITサービス系の営業職で、今後デジタル化の波は更に加速するでしょうし、市場のニーズが増えることと、ITスキル・知識が身につくというのは最大のメリットでしょう。
入社難易度:
年収 :
2.企画職
企画職と言っても、営業企画、事業企画、経営企画など、様々あります。
一番難易度が低いのは営業企画で、先ほど紹介した営業職の支援をする立場の業務です。
例えば、営業がどのお客様にアプローチすれば効率よく売上が出せるのかや、どういったシナリオでお客様に訴求すれば心に響いて商品を購入してくれるのかなど、営業のシナリオを作成する専門職です。
「企画営業」という職種と紛らわしいのですが、「企画営業」は営業職の一種で、自分もお客様に対して営業活動を行うのに対し、「営業企画」は会社の規模にもよりますが、自分が営業活動をしないケースもあります。
その他、事業企画は新規事業を会社で立ち上げる際などに戦略を立てる部門で、経営企画はもっと大きな会社の運営全体の企画を行う職種です。
こちらは専門性や深い知識を求められるケースも多く、難易度は高めと言えるでしょう。
また、広義でいうと雑誌やイベントの企画を行うのも企画職なので、自分で攻めの姿勢を持って動く必要があるので、これも攻撃型の職業にピッタリです。
入社難易度:
年収 :
3.マーケティング職
マーケティング職はトレンドや市場の需要の把握が重要な職種で、女性人気も高いです。
新商品の企画や既存商品の改善、市場調査や競合調査等が主な仕事で、年代問わずに取り組めるのが特徴です。
もっと具体的に言うと、どんな人がこの商品を買いそうかや、今どんな人がこの商品を買っていて、売れているor売れていない理由は何なのか、などを調査して、企業の売上を向上させる仕事です。
今はWeb上にそういった情報が集約されてきているため、Webマーケティングも人気です。
というより、従来のマーケティングをしている人も、Webマーケティングの知識は必須レベルになっていると思います。
専門性が求められるため、知識か経験のどちらかは必須で、マーケティング職に転職する場合は、マーケティング経験か、その業界の深い知識を持っている必要があるでしょう。
このマーケティング職も、日々改善やアイデアを出して利益寄与する必要があるため、攻撃型にぴったりです。
入社難易度:
年収 :
4.コンサルタント
コンサルタントと言っても、経営コンサルタント、会計コンサルタント、ITサービスの導入支援などを行うシステムコンサルタントなど、こちらも多岐に渡ります。
お客様に対してサービスや商品の導入を支援するために、詳細に打ち合わせをしたり、導入作業を実際に行ったり、導入後の支援を行ったりします。
この「コンサルタント」は、前述の3職種の上位職とも言える職業で、営業力、企画力、マーケティング力が必要です。
もちろん、業界や行う業務によって必要とされるスキルが少なくて済む場合もありますが、高い年収を得ようと思った場合は相応のスキルが必要です。
例えば、年収が高い企業ランキングの常連でもある、「m&aキャピタルパートナーズ」(2020年の平均年収2,269万円)は、事業承継・M&Aを行うコンサルタント集団です。
事業承継コンサルタントは、「ビジネスの総合格闘技」とも呼ばれ、高いビジネススキルが要求されます。
1~3の職業を極めた後、ステップアップの目標としてコンサルタントを目指すのも良いと思います。
入社難易度:
年収 :
まとめ
今回は攻撃型に適した職業を4つ紹介しました。
この中からあなたに合いそうな職業は見つかったでしょうか?
まとめると攻撃型におすすめの職業は以下の4つです。
- 営業職
- 企画職
- マーケティング職
- コンサルタント
どんな仕事があるか、もっと具体的にイメージしたい方は、転職サイトで検索すると良いです。
求人サイトの中では、求人数が多いdodaとマイナビ転職が特にオススメで、検索するだけなら会員登録もいらないので、まずはこちらで興味のある職種でどんな募集があるのか、見てみると良いでしょう。
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・「科学的な適職」鈴木祐
・Heidi Grant Halvorson, E. Tory Higgins(2014)Focus: Use Different Ways of Seeing the World for Success and Influence
・尾崎由佳・唐沢かおり(2011)自己に対する評価と接近回避志向の関係系 ──制御焦点理論に基づく検討── 心理学研究,82(5),450-45