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はじめに
今回は、日本の2大ハウスメーカー、大東建託と東建コーポレーションのどちらの営業職に転職しようか迷っている方のために、徹底比較をしてみました。
転職活動を続けていると、求人サイトで大東建託と東建コーポレーションの求人情報を見ることも多いと思います。
テレビCMもやっている超大手企業だし、求人情報では「平均年収〇〇万円で1千万円以上可能!ワークライフバランス抜群!」など、魅力的な言葉も並んでいます。
気になっている方や興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
私もそのうちの一人で、数年前に両方の会社に応募しました笑(転職迷走期でした^^;)
その時の経験も交えつつ、今回は転職サイトの情報もまとめてわかりやすく比較しました。
結論
結論から言いますと、この2社から私がどちらかを選ぶとすれば、
【大東建託】
にします。
理由は後半で説明いたします。
両社の紹介
まず最初に、簡単に両社についてご紹介します。
大東建託について
賃貸住宅の管理戸数では業界トップ、供給ベースでも業界第1位の大手である。
主に自社が建築した賃貸住宅の居室をアパート経営のオーナーから借り上げて、入居者募集(不動産仲介)や建物管理を引受け、その物件から得られる一定収益をオーナーへ支払う「賃貸経営受託システム」(いわゆる収益保証型のサブリース)を全面に押し出している。
賃貸住宅の提案から施工・客付け・建物管理(子会社の大東建託パートナーズ株式会社が担当)までシームレスに行っている。
※Wikipediaより
東建コーポレーションについて
土地所有者向けのアパート・マンション経営代行サービスに加え、「ホームメイト」のブランド名で入居仲介サービスのチェーンも展開している。
これら主力事業のほか、グループ会社に住宅設備機器メーカーのナスラック、子会社にゴルフ場関連事業を抱え、2003年には三重県多度町(現在の桑名市)にある多度カントリーを買収し、「東建多度カントリークラブ・名古屋」とした他、岐阜県可児市にある富士カントリー塩河倶楽部の買収で「東建塩河カントリー倶楽部」として運営している。
※Wikipediaより
一般消費者としては、「いい部屋ネット(大東建託)」や「ホームメイト(東建コーポレーション)」などのアパートを借りる側としての印象が強いですが、両者ともにアパート・マンション経営の代行サービスがメインです。
徹底比較!
では、いよいよ両社の徹底比較です!
転職サイトdodaの求人(2021/6時点)の情報をもとに、比較表を作成しましたので御覧ください。
※出典:dodaより
月給については地方により多少の差はありますが概ね記載のとおりです。
また、大東建託のほうが残業代の記載がありませんが、残業代は支給されますし、諸手当を含めるとおそらく東建コーポレーションと同等水準になると予想されます。
また、ボーナスも支払われますので、顧客獲得によるインセンティブがなくとも、一般企業並みの給料でしょう。
個人的な見解
私がさきほど、「この2社から転職するなら大東建託」と言った理由としては、
- 基本的に土日が休みで、子供や家族の時間が取りやすい
- 年間休日が少し多い
- 企業経営が優良(売上が高く安定)
からです。
ただ、東建コーポレーションも待遇は上場企業だけあって良いですし、興味があれば両方受けてみるのもいいでしょう。
ただし、ハウスメーカー(営業職)への転職をおすすめできるのは以下のような人です。
- 40歳以上で特別なスキルが必要ない仕事を探している
- とにかく実力主義でお金が欲しい
- 女手、男手ひとつで子供を育てる必要がある
- メンタルが強くて最後まで粘り強く行動できる
- 知らない人とコミュニケーションをとるのが苦ではない
上記のどれかに該当する方は、ハウスメーカーの営業職で成功できる素養があるかもしれません。
どうすれば受かるの?
ここまで読んでみて、「ハウスメーカーの営業職にチャレンジしてみよう!」と思われた方に向けて、どうやって応募したら受かりやすいのかもお伝えします。
大東建託に応募するなら
大東建託への応募は、「リクルートエージェント」がおすすめです。
私も過去にこちら経由で応募しましたが、一番良かったところは、「大東建託専用の面接マニュアル」が、エージェントから送られてきたことです。
こちらのマニュアルには、どういう志望動機を話せばよいのかや、実際の面接の問答集が書いてありました。
年間の取り扱い件数も多い求人だけに、エージェントも豊富なノウハウを持っていると思うので、心強い味方になってくれるはずです。
そのほか、リクルートエージェントはエージェント系サービスでは求人数No.1なので、登録しておくと幅広い求人に応募することができます。
登録がまだの方はこちら↓
東建コーポレーションに応募するなら
こちらもリクルートエージェントで!と言いたいところですが、2021/6現在では東建コーポレーションの求人の取り扱いがないようでした。
※数年前は私もリクルートエージェントから応募したのですが
そこで、dodaをおすすめします。
こちらはエージェント系サービスではなく、通常の転職サイトですが、求人数がNo.1です。
リクルートエージェント同様、幅広い求人に応募することができます。
登録がまだの方はこちら↓
両社に言えること
両方の求人に応募する際に気をつける点としては、
- 最低限の一般教養は必要(適性検査あり)
- 志望理由は、「お金が必要」と正直に話したほうが良い
- 苦難を乗り越えられるかのメンタルは必要
です。
ハウスメーカーの営業の世界は、1年間で1件も契約が取れないと退場せざるを得ない厳しい世界です。
逆に、お金が欲しいから契約を絶対に取るんだ!という強い動機を面接で伝えることが出来れば、営業未経験でも十分に採用される可能性があります。
実際に転職サイトの謳い文句では、「スーツを着るのが初めての人でも採用」みたいなことが書かれています。
とはいえ、ハウスメーカーの営業職を目指す人は、契約を取るために地道な努力を続けることが必要ですので、自信がない人は止めておいたほうが無難です。
ハウスメーカーの営業職の詳しい実態は、以下のコラムに記載しているのでご参考下さい。
まとめ
以上、今回は大東建託と東建コーポレーションのどちらに転職すると良いのかを述べさせていただきました。
個人的な見解では大東建託を選びましたが、条件面では東建コーポレーションも僅差ですし、受かればどちらでも良いと思います。
両方受かった場合、自宅が近いからという理由で選んでも良いでしょう。
それよりも、ハウスメーカーそのもので自分が活躍できるのか、を念頭に置いて転職活動に望みましょう!